ジャンケンで勝率を劇的に上げる方法
何かを決めるときには、ジャンケンという遊びをすることがあると思います。
このジャンケンで少しでも勝率を上げる方法があれば、人生得することがたくさんあると思います。
筆者も学生の頃に掃除当番のゴミ捨てを誰が行くかをジャンケンで決めていました。
そのときに、いつも何の手を出せば勝ちやすいかを考えていたことがあります(笑)
今回はジャンケンで勝つ方法というよりは、負けない方法を紹介しようと思います。
ただし、心理学的な話ではなく、数学の知識を使ったお話しです。
数学が苦手な人も簡単な中学校で習うような確率なので安心して下さい。
先ほど話しましたが、筆者か学生の頃に教室の掃除が終わった後に、掃除当番の中からジャンケンで負けた1人がゴミを捨てに行くというルールがありました。
今回はそのジャンケンで1人負けをする確率を劇的に減らす方法を考えます。
考え方
まず、2人でジャンケンをするとき、あいこになっても勝ち負けが決まるまでジャンケンをすると、これは勝つか負けるかのどちらかなので確率は50%ですね。
では、3人でジャンケンをした場合はどうなるでしょう。
これも同じで、最終的に3人の中からゴミ捨てに行く1人をジャンケンで決めるのですから、これは3分の1で33.3%ですね。
4人でも同じで、負ける確率は4分の1で25%です。
では、ここからが戦略です。
負けない戦略それは、、、
チームを組むということです!
戦略
(もし難しかったらささっと読み飛ばしても大丈夫です!)
Aさん、Bさん、Cさんの3人でジャンケンする場合に、例えば、AさんとBさんの2人でチームを組みます。(チーム名はなんでもいいので、カボチャ🎃とします)
戦略として、このカボチャ🎃の2人は絶対に同じ手を出すことにします。
するとカボチャ🎃の2人は同じ手を出すので、2人同時に負けるか、2人同時に勝つかのどちらかしかありません。
なので、3人でジャンケンをすると、結局カボチャ🎃とCの2人でジャンケンをしてることと一緒なので、カボチャ🎃の負ける確率は50%でCの負ける確率も50%です。
もしカボチャ🎃が負けた場合は、チームの中の2人でどちらかが負けるまでジャンケンをするので、最初に50%で負けて、さらにチームの中でも50%でジャンケンに負けることになるので、確率は半分の半分で25%ですね。
(0.5×0.5=0.25 だから25%)
つまり、Aさん、Bさん、Cさんの負ける確率はそれぞれ、25%、25%、50%になります。
普通に3人でジャンケンをしたら負ける確率が33.3%、つまり3回に1回負けるはずが、チームを組むことによって、Aさん、Bさんは25%、つまり4回に1回しか負けないということになります。
これは4人や、5人でジャンケンをするときでも一緒で、1人を外して残りのメンバーだけでチームを組んだらいいということです。
結論
ジャンケンで負けないためには、誰か1人に内緒で残りの人全員でチームを組んで同じ手を出す、これだけです!!
ちなみに、筆者は学生の頃にこの方法をやろうとしましたが、誰か1人を仲間はずれにするのはかわいそうだったのでやめました(笑)