野球選手の目の下の黒いあれってなに?
野球を見ているときに、野球選手の目の下に黒い何かが付いているのを見たことはないでしょうか?
ナイトゲームではあまり見ないと思いますが、デーゲームではよく見ると思います。
あれは一体何のために付けているものなのかを知っていますか?
眩しさを減らすため
目の下に付けているのは、アイブラックと呼ばれるものです。
アイブラックは直射日光が照り返して、眩しくなるのを防ぐ効果があります。
アイブラックを付けていない状態だと、目の下で反射した光を受けて、両目の色を見る力や明るさを識別する力が不安定になってしまいます。
屋外のデーゲームなどでは太陽光で眩しく、ボールが空に紛れてしまいエラーをしてしまうということが起こりえます。
これを防ぐために野球選手はアイブラックをつけています。
黒色は光を吸収する色であり、アイブラックは光を吸収し、反射させなくするという効果を持っています。
また、アイブラックは付けるタイプや塗るタイプがあり、形も色んなものが売られています。
野球選手だけでなく、アメフトの選手などもよく付けていますね。
ただし、オシャレ目的や相手を威圧するためにたくさん塗ったりすることはメジャーリーグでは禁止しており、破れば罰金もあります。
ファッションで付けているわけではなく、ちゃんと目的があって付けているのですね。