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家の前にある水の入ったペットボトル、何のため?猫避け?効果は?

玄関の前に、水の入ったペットボトルが置いてある家を見たことがある人は多いと思います。

どういう理由でペットボトルが置かれてあるのかを知っているでしょうか?

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ペットボトルは猫避け

猫などが家の前で糞や尿をするのを防ぐ方法として、家に寄って来なくするようにペットボトルを置いています。

また、ペットボトルはほとんどがラベルを外して水を入れています。

これは、ペットボトルの水に太陽光が反射し、猫にとっては眩しいため寄ってこないというものです。

 

実は効果はほとんどない

猫には光を嫌う習性があります。

ですが、猫も次第にその光に慣れてきてしまうため、ほとんど効果はありません。

効果のあるぐらい強い日差しなら、猫だけじゃなくて私たち人間も眩しいと思います。

また、曇っていても日が沈んでいても当然効果はないので、ペットボトルを置く意味はないといえます。

 

火災の危険性も

小学生や中学生のときに、虫メガネを使い太陽光を集めて紙を燃やす、という実験を理科の時間にした人も多くいるのではないでしょうか。

それと同じ現象が起こる可能性があります。

ペットボトルが虫メガネ代わりとなり、近くの新聞紙やゴミ袋などに光を集めて発火させてしまう、ということが起こり得ます。

これを収れん火災と呼びます。

収れん火災は毎年数件から数十件起きており、注意が必要です。

 

 

ペットボトルが猫避けにはほとんどなりませんし、火災の危険性もありますので、この方法はやめておくのがよいと思います。

筆者はずっと何か宗教的な理由で置いているのかと思っていました。