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ノーベル賞に数学賞がないのは恋愛のせい?

みなさんは、ノーベル賞に数学賞がないのを知っているでしょうか?

 

ノーベル賞とは

ノーベル賞というのは、ダイナマイトを発明したことで有名なアルフレッド・ノーベルからきています。

ノーベルはこの発明により莫大な資産を手に入れました。

そしてノーベルは亡くなる前に遺言を残しており、遺産の使い道について記していました。

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この遺言には、ノーベルの遺産で基金を設立し、その利子を、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和のために最大の貢献をした人に毎年分配しなさい

といった内容が書かれていました。

 

この遺言に基づきノーベル賞ができたわけです。

 

そのため、ノーベル賞は、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞、経済学賞の6つの賞で構成されています。(経済学賞は新しく設立された賞であり、厳密にはノーベル経済学賞ではない)

 

つまり、ノーベル賞に数学賞がないのは、遺言に数学のことについて書かれていなかったからなのですが、それはなぜでしょうか。

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なぜ遺言に数学賞について書かれていなかったのか

それは、ノーベルと同じくスウェーデン出身の数学者ミッタク・レフラーの存在があったのではないかと言われています。

実はノーベルとレフラーは非常に仲が悪かったそうです。

その仲が悪い理由が、数学者レフラーはノーベルの恋敵だったとか。

嫌いな数学者がいたから数学賞を作らなかったという、意外にも科学者らしくない人間らしい理由ですね。

 

※諸説ありますが、有力な説だと言われています。

 

また、ノーベルは生涯独身でしたので、科学は得意でも、恋愛については不得意だったのかもしれませんね。

 

 

ちなみに、数学にはノーベル賞はありませんが、同じぐらい権威のある賞として、フィールズ賞やアーベル賞などがあります。

免許証の番号、最後の数字が0以外の人は、、、

車やバイクに乗る人は必ず持っている運転免許証。その運転免許証に書かれてある12桁の番号に意味があるのは知っているでしょうか?

特に、最後の番号が0じゃない人はちょっぴり恥ずかしい思いをするかも?

 

まずは左の数字から見ていきましょう。

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1.左から1,2番目の数字について

左から1,2番目の数字は各都道府県の公安委員会のコードになっています。この数字は、自分が初めて運転免許証を取得した都道府県を表しています。

(例) 

東京なら「30」 大阪なら「62」

 

2.左から3,4番目の数字について

左から3,4番目の数字は、自分が初めて運転免許証を取得した西暦の下2桁を表しています。

(例)

2021年に運転免許証を取得⇒下2桁は「21」

 

 

3.左から5〜10番目の数字について

左から5〜10番目の数字は、各都道府県の公安委員会が決めている管理番号です。

 

 

4.左から11番目の数字について

左から11番目の数字は、チェックデジットです。

チェックデジットとは、データが合ってるかどうかをチェックするための数字で、必要なデータ(運転免許証なら前10桁)をある計算式に当てはめて求めたものです。

データを読み込んだときに、正しく読み込めているかを、読み込んだデータを計算してチェックデジットと等しくなるかどうかを調べることによって、簡易的なチェックができるというわけです。

これはバーコードなどにも使われています。

 

要は、データチェックのための数字です。

 

 

5.左から12番目の数字(最後の数字)について

最後の数字は、自分が運転免許証を再発行した回数を表しています。

例えば、この数字が「1」なら運転免許証を1回再発行したことになります。

免許更新をしてもこの数字が増えることはありません。

 

つまり、この数字が多いほど、運転免許証を見せたときに、「この人これだけ再発行したんだ」と思われるかもしれません。

 

 

 

 

ちなみに、筆者は2回再発行をしているので、1番最後の数字が「2」です。見せるのがちょっとだけ恥ずかしいです(笑)

「 ∵ 」←これ何に見えますか?

 ←これは何に見えますか?

 

ただの点が3つ集まっただけの図形ですが、よく眺めているとだんだん人の顔に見えてくるのではないでしょうか。

 

普段の日常生活の中でもこう言った現象を体験したことがある人も多いと思います。

例えば、お家のコンセントや、外で走っている車などを見たときに、それがときどき人の顔に見えてくる時がありませんか?

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実は、この現象にはちゃんとした名前がついています。

人間は3つのものが逆三角形の形をして集まっていると、脳が勝手に人の顔の形のように見てしまうという現象で、これを「シミュラクラ現象」といいます。

 

ではなぜ、このような現象が起こるのでしょうか。

それは、人間は何かを見たり聞いたりしたときに、脳の中で勝手に自分の知っている物に置き換えたりイメージしたりと、脳が勝手に無い情報を補填しようとします。これを「パレイドリア効果」といいます。シミュラクラ現象はこのパレイドリア効果の一つというというわけですね。

 

このシミュラクラ現象ですが、心霊写真としていわれているものの多くはこの現象が原因だそうです。また、昔に流行った人面魚などもこの現象によって顔に見えるというわけですね。

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↑これは人面犬、気持ち悪いですね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、「∵」はちゃんとした数学の記号で、「なぜならば」と読みます。こういう理由だからですよ、という意味でよく用います。becauseの意味です。

 

ジャンケンで勝率を劇的に上げる方法

何かを決めるときには、ジャンケンという遊びをすることがあると思います。

このジャンケンで少しでも勝率を上げる方法があれば、人生得することがたくさんあると思います。

 

筆者も学生の頃に掃除当番のゴミ捨てを誰が行くかをジャンケンで決めていました。

そのときに、いつも何の手を出せば勝ちやすいかを考えていたことがあります(笑)

 

今回はジャンケンで勝つ方法というよりは、負けない方法を紹介しようと思います。

ただし、心理学的な話ではなく、数学の知識を使ったお話しです。

数学が苦手な人も簡単な中学校で習うような確率なので安心して下さい。

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先ほど話しましたが、筆者か学生の頃に教室の掃除が終わった後に、掃除当番の中からジャンケンで負けた1人がゴミを捨てに行くというルールがありました。

今回はそのジャンケンで1人負けをする確率を劇的に減らす方法を考えます。

 

 

考え方

まず、2人でジャンケンをするとき、あいこになっても勝ち負けが決まるまでジャンケンをすると、これは勝つか負けるかのどちらかなので確率は50%ですね。

 

では、3人でジャンケンをした場合はどうなるでしょう。

これも同じで、最終的に3人の中からゴミ捨てに行く1人をジャンケンで決めるのですから、これは3分の1で33.3%ですね。

4人でも同じで、負ける確率は4分の1で25%です。

 

では、ここからが戦略です。

 
負けない戦略それは、、、

 

チームを組むということです!

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戦略

(もし難しかったらささっと読み飛ばしても大丈夫です!)

Aさん、Bさん、Cさんの3人でジャンケンする場合に、例えば、AさんとBさんの2人でチームを組みます。(チーム名はなんでもいいので、カボチャ🎃とします)

 

戦略として、このカボチャ🎃の2人は絶対に同じ手を出すことにします。

 

するとカボチャ🎃の2人は同じ手を出すので、2人同時に負けるか、2人同時に勝つかのどちらかしかありません。

 

なので、3人でジャンケンをすると、結局カボチャ🎃とCの2人でジャンケンをしてることと一緒なので、カボチャ🎃の負ける確率は50%でCの負ける確率も50%です。

 

もしカボチャ🎃が負けた場合は、チームの中の2人でどちらかが負けるまでジャンケンをするので、最初に50%で負けて、さらにチームの中でも50%でジャンケンに負けることになるので、確率は半分の半分で25%ですね。

(0.5×0.5=0.25 だから25%)

 

つまり、Aさん、Bさん、Cさんの負ける確率はそれぞれ、25%、25%、50%になります。

 

普通に3人でジャンケンをしたら負ける確率が33.3%、つまり3回に1回負けるはずが、チームを組むことによって、Aさん、Bさんは25%、つまり4回に1回しか負けないということになります。

 

これは4人や、5人でジャンケンをするときでも一緒で、1人を外して残りのメンバーだけでチームを組んだらいいということです。

 

 

結論

ジャンケンで負けないためには、誰か1人に内緒で残りの人全員でチームを組んで同じ手を出す、これだけです!!

 

 

 

ちなみに、筆者は学生の頃にこの方法をやろうとしましたが、誰か1人を仲間はずれにするのはかわいそうだったのでやめました(笑)

 

6÷2(1+2)答えは結局「1」なの?「9」なの?

6÷2(1+2)の答えは?

これはネットでよく見る、人によっては計算結果が変わるという有名な問題ですね。

 

ネットではいろんな人がいろいろ考察してて結局何が正解なの?って余計に分からなくなっていると思います。

 

そこで、今回はこの議論に完全に決着をつけたいと思います。

まずそれぞれの答えがどういう考え方で導かれたのか考えてみましょう。

 

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「1」派の考え方

2(1+2) のかたまりから先に計算する!

かっこの中から計算するから1+2=3になる。

次に2×3=6になる。

最後に6÷6=1    

だから答えは「1」!

 

 

「9」派の考え方

かっこの中から先に計算する!

1+2=3になる。

なので、式は6÷2×3になるから前から計算する!

6÷2=になって、3×3=9になる。

だから答えは「9」!

 

 

 

なんとなくどっちも言ってることが正しい気がします。

 

じゃあ、結局何が間違っているのかというと、それは、

 

 

元の式が間違っているんです!

 

 

そもそも数学でかけ算の記号「×」を省略してもいいと習ったのはいつでしょうか?

これは中学1年生の文字式のところで学習をします。

 

そして、中学校学習指導要領にも、「乗算の記号 × は文字と文字の間や、数と文字の間では普通は省略」と明記されています。

 

つまり、文字式でなければかけ算の記号「×」は普通は省略しないのです!

 

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なぜ省略しないのかというと、省略したらこんな風に人によって考え方が変わるようなややこしいことになりますからね。

 

まあ、明らかに伝わる省略しても大丈夫だと思いますが、結局は正確に問題の意図を伝えるには省略をしない方がいいということですね!

 

ちなみに、Googleの計算機では、

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6÷2(1+2)では計算できないので、自動で(6÷2)×(1+2)という式に置き換えられます。

赤外線、紫外線ってなに??

赤外線や紫外線という言葉は日常生活でよく耳にすると思います。

では、具体的に赤外線や紫外線とはどういうものなのか説明できる人は少ないのではないでしょうか。

 

なんとなく、赤外線は赤外線センサーだったりで機械に使われてたり、紫外線は夏とかに多くなって、たくさん浴びると体に悪そうだったりというイメージがあると思います。

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赤外線、紫外線というものは、太陽の光に関係しています。

太陽から出る光には、赤外線可視光線紫外線の3つに分けられます。

 

まず、可視光線というのは、人が見ることのできる光のことです。

光というのは、波のように動いて人の目に伝わってきます。その波の波長が長かったり短かったりすることで見え方が変わってきます。

 

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空に見える虹を思い浮かべてみたら分かりやすいと思います。

虹の色は、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の順番に並んでますね。

この、空にできた虹を見た時の、赤から紫までの間の色が人が見ることのできる光、つまり可視光線になります。

 

ここで赤外線というのは、可視光線の赤より外側の光で、紫外線は紫より外側の光ということです。なので、

「赤」の「外」で赤外線

「紫」の「外」で紫外線

と呼ぶわけですね。

 

 

この赤外線の中でも、波長の長さによっていろいろな性質があり、波長が長い遠赤外線は熱を与える効果があり、コタツや電気ストーブなどに使われていたり、波長の短い近赤外線は見えない光としてリモコンなどに使われています。

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紫外線はというと、皮膚の中に入って皮膚を老化させたり、身体の中にあるメラニン色素を酸化させて褐色にしてしまったり(これが日焼け)、人体にとって悪影響を及ぼします。

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なので、特に日差しの強い日などは絶対に日焼け止めを塗ってから外出するようにしましょう。

降水確率0%で雨が降っても嘘じゃない??

まず初めに、みなさんは降水確率の意味について詳しく知っていますか?

降水確率とは気象庁のHPによると

「a)予報区内で一定の時間内に降水量にして1mm以上の雨または雪の降る確率(%)の平均値で、0、10、20、…、100%で表現する(この間は四捨五入する)。
b)降水確率30%とは、30%という予報が100回発表されたとき、その内のおよそ30回は1mm以上の降水があるという意味であり、降水量を予報するものではない。」

ということです。

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要約すると、

 1mm以上の雨が降らないと雨が降ったことにはならない

②  降水確率は10%ずつで表されて、間は四捨五入する

③  過去のデータから、現在の状況に似ているデータが何回あって、そのうち何回雨が降ったかの割合で出している

ということですね。

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すなわち、降水確率が0%の場合でも、①より雨が1mm未満なら降ったことにならないので、予報は外れていないし、②よりそもそも降水確率0%というのは0〜5%未満ということなので、雨が降っていても文句は言えないですね。

 

ちなみに、1mmの雨というのは、雨の中にコップを置いた時に水の深さが1mmになるということです。

よく言われるのが、傘があればさすし、なければ我慢する程度です。2mmだと確実に傘を買いに行きます。

 

結論として、0%でも雨は降るかもしれないし、降っても天気予報は嘘つきじゃないってことですね。