働きアリ、真面目に働くのは2割だけ?
働きアリといえば、女王アリのために一生懸命汗水流して働いている、そんなイメージがありますよね。
でも実は、働きアリのなかでも真面目に働いているのは、全体の2割だけなんです。
これは、人間社会でも同じようなことがいえることから、働きアリの法則と呼ばれています。
働きアリの法則
働きアリは、よく働く真面目なアリと、適度に働く普通のアリと、サボってばかりの怠けもののアリに分類されます。
その集団の中で、よく働くアリの割合が2割、普通のアリが6割、怠けもののアリが2割に別れます。
この中のよく働くアリだけを集めて集団を作ったとしても、その集団の中でよく働くアリ、普通のアリ、怠けるアリが 2:6:2に別れてしまいます。
同じように怠けるアリだけを集めて集団のを作っても、また2:6:2でよく働く、普通、怠けるアリに別れます。
これが働きアリの法則です。
人間社会も一緒?
働きアリの法則は経済学の世界でも使われている言葉で、人間社会にも当てはまると言えます。
会社の場合、実際に会社を回しているのは上の2割だということです。
なら、下2割の人は会社にとっては不要かというと、筆者はそうは思いません。
なぜなら、上2割の人が効率よく仕事できているのは下2割の人の存在が大きいと思います。
もし、会社が上2割の人だけで構成されていたら、仕事に対するプレッシャーがとてつもないと思います。
人間は、周りから期待されたり、自分は周りよりできると思い込む方が成績が向上する傾向があります。
学校でも全く同じですね。
中学校では優秀で、偏差値70の学校に入った生徒が高校で落ちぶれてしまうこともありますし、中学校では勉強も苦手で偏差値35のヤンキーばっかりの学校に入った生徒でも、高校では一生懸命頑張って勉強している子もいると思います。(さすがに元のポテンシャルの違いはありますけど)
みなさんは学校や会社ではどのアリのポジションにいますか?
筆者はたぶん普通アリです(笑)