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歳を取るほど1年が早い?<ジャネーの法則>

学生の時の1年間よりも大人になってからの1年間の方が、時間が経つのが早く感じることはありませんか?

この現象には名前がついており、心理学ではジャネーの法則と呼ばれています。

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ジャネーの法則

体感時間は年齢に反比例する、というのがジャネーの法則です。

つまり、歳を重ねれば重ねるほど心理的に感じる時間は短くなる、ということです。

例えば、10歳の時の1年間はその人にとっては生きているうちの10分の1の時間ですが、20歳の時の1年間は20分の1の時間になります。

つまり年齢が倍になれば、体感時間は半分になると考えられます。

 

人生の半分以上は20歳で終わる

このジャネーの法則から計算すると、人生の7割は20歳ですでに終わっているということになります。

<計算>

仮に80歳まで生きるとして、1歳の時の体感時間を1としたとき、1から80までの逆数を足すと80歳までの体感時間が出せます。

次に1歳から20歳までの体感時間を1から20までの逆数を足して求めて、80歳までの体感時間で割ってあげると、約70%となります。

 

実際は、いろいろなことが理解できてくる年齢である4,5歳から計算してみても、20歳までにの体感時間は50%以上あります。

 

なぜ早く感じるのか

計算から考えると早く感じることは分かりますが、他にも心理的な要因があります。

<若い頃は日々新しいことがある>

 子どもの頃は毎日が新しい経験です。大人になると毎日同じことの繰り返しで、経験したことに溢れていると思います。

 刺激のない1日だと、記憶にもあまり残らないので、思い返すとあっという間に時が過ぎたという風に感じてしまいます。

 

ジャネーの法則から分かることは、今生きている時間はこれから生きる時間の中で1番長い時間である、ということです。

つまり、今の時間が1番大事なので、今ある時間を大切にして、いろんなことに挑戦してみてはいかがでしょうか。